香川の郷土料理の一つ、「あんもち雑煮」を作ろうのイベントに
参加してきました。
雑煮は日本のお正月には定番の料理ですよね。
しかし、その作り方は地域によって本当にバラエティーに富んだ料理。
つゆや出汁の取り方の違いも大きいけど、大方の雑煮で共通するのが
お餅を入れること。
丸白餅、角白餅、焼き餅などの違いはあるけど、
白い、ただのお餅を使うかのがほとんど。
そんな中、香川県(岡山県真鍋島でも同じ作り方)だけは、
なんと雑煮の中に、「餡餅」を入れます。
あの甘い小豆餡を中に包んだ餡餅をそのまま丸ごと入れちゃいます。
県外出身のアミーマンボスの管理人は、軽いカルチャーショックを覚えながら、
季節限定の「あんもち雑煮を作ろう」イベントに参加してきました。
主催は、野菜ソムリエの資格を活かした野菜の知識やイベントを通じて、
参加者が生産者や地域と触れ、讃岐の土地や食の新たな発見をし楽むことで興味を持つ
きっかけ作りができるようにと活動している、
地讃知shokさん(https://www.facebook.com/chisanchisyok)。
場所は、高松空港のすぐ横、時々カラスや野鳥除けの空砲の大きな音が鳴り響く、
香南アグリームさん(http://www.agream.jp)
雨が降りそうで降らなかった、12月6日のお昼に集合して、
参加者全員でジャガイモ掘りや、柿の収穫体験をした後、
参加者15人ほどが4つの班に分かれて、お雑煮つくりしました。
ちなみに、参加者は小さな子供連れのファミリーがほとんどです。
はじめてのお料理体験だった子どももいたみたいで、
見守るお父さん、お母さんは大変そうでした。
いりこから出汁を取り、子どもたちが順番待ちして交代で
臼と杵でお餅をついて、みんなで餡を包んで餡餅を作って、
みんなそろって試食タイム。
いりこ出汁と白味噌のみで特に調味料を使ってないけど、
なかなかのお味でした。
悪くはないけど、自分ではこの組み合わせでは作らないよなーって
感じです。
でも悪くはない。確かにこれは「あり」の組み合わせだなぁ。
ちなみに、今回の主催者のこだわりで、
使った材料はすべて地元香川産の新鮮野菜。
特に人参は「金時にんじん」と言う普段あまりお目にかからない
人参でした。
小ぶりの大根と共に輪切りにして、お正月らしく、紅白で家内円満
を演出してます。